のーたいとる

一介の大学生が思っていること

やっぱり三日坊主

 

そもそも三日坊主ですらない...?

今確認したらやはり2日でした。

読者様もいないので

日記と同じ感覚になってしまっています。

そもそも怠惰な質なためでもありますが。

 

カナダはThanksgivingということで

大学は休講になりまして。

3連休だったのです。

日本と同じタイミングの3連休ですね。

日本は体育の日?でしたかね。

 

本日のお品書き

 

英語を話せない私

最初から英語が話せていたらよかったのに。

何度も何度もそう思ったことがあります。

今でもそう思います。

むしろ今だからこそ思います。

 

先日スーパーに出かけようと

バス停でバスが来るのを待っていました。

その日はThanksgivingの日で、

(そんな日ならどっか

もっと良いとこ出かけなさいよ、という感じですが)

バス停はいつもと違ってガラガラ。

先頭でポツンと一人で待っておりました。

 

そこへ現れたのが一人の女性。

「バスは何時に来るの?」

と話しかけられました。

もちろん英語で。

咄嗟に「えーと」っと言いつつも

なぜか次の言葉が出てこず。

 

女性は結局バスの時刻表を見て

「祝日だからこの時間に来るのね」

と続けました。

その後「今何時?」と聞かれました。

私はなぜか口ごもる。

 

自分でも信じられないです。

なぜ小学校で習うような

"What time is it now?"

に答えられないのか。

正確にはその後何とか答えたのですが、

詰まったことが大問題なわけです。

 

私の脳内では

こんなことが起こっていました。

 

1. 音を聞く(ここではwhat time is it now)

2. 数秒後に意味を日本語で解する

3. 答えを考える(数秒有する)

4. 英語に直す

5. 口から英語を発する

 

そりゃあこんな5つものプロセスを

踏んでいたら

咄嗟に答えるなんてできないですよねえ。

 

自分でもわかってるんですが、

どうすれば英語を

そのままで理解できるのでしょうか。

 

英語と日本語の決定的な違い

私は英語が苦手ではないとむしろ得意だと

大学生になるまではそう思っていました。

大体のテストで英語は満点が当たり前。

発音も英会話で鍛えた。

帰国子女やネイティブがいない状況で、

周りにもすごいと言われ続け、

いわゆる天狗みたいな状態でした。

(英語に関しては。数学はからきしでした...)

大学生で初めて受けたTOEICも900点超え。

 

念のために書きますが

これは自慢ではなくむしろその後の私を

考えれば恥に近いです。

 

大学生になって問題になったのは

実際に英語を話す時です。

 

授業でimpromptu speechの練習をすることに。

その時、自分の話せなさ加減に愕然としました。

単純に語彙力が足りないのもありましたが

今まで習ってきた文法は何だったのかというくらいの 

しっちゃかめっちゃかな英語でした。

しかも周りは帰国子女やネイティブだらけ。

当然みんな完璧に話します。

いかに自分が驕っていたかがわかりました。

 

これ書いてるでだけで恥ずかしくなりますが、

つまり私は読解や文法はできても

会話、speakingができないんですね。

...今でも。

 

もちろん自身の努力不足によるところが大きいと思います。

というかそれが全てです。

ノンネイティブでも英語ペラペラな人は

実際たくさんいらっしゃいます。

 

ただ少し言い訳をさせて欲しいのです。

なぜ私が英語を話せないのか。

(また、聞き取れても理解するのに時間がかかるのか)

 

私は今のところこう考えています。

英語と日本語は語順が違うから。

一番簡単な主語と述語のみの文章は例外ですが、

主語と述語だけの文章で日常会話は成立しません。

 

例えば

日本語 「私はリンゴが好き。」

英語  "I like apples."

もう違いますよね、語順が。

こんな簡単な文章ですら。

 

日本語では「主語(私は)→目的語(リンゴが)→述語(好き)」

となっているのに対し、

英語では「主語"I"→述語"like"→目的語"apples"」、いわゆるSVOの語順です。

 

これが英語を聞き取り理解する上で、さらに話す上で

難しいと感じる原因ではないでしょうか。

普段の語順と違うわけですから

脳内での処理の仕方も違うはずです。

(脳には詳しくありませんが)

 

「英語は一番言いたいことを最後に持ってくる」

と聞いたことがあります。

もちろん全てのケースでそう言えるわけではないでしょうが、

これは概ね的を射ていると言えそうです。

 

英語では単純なSVOの文章であれば

最後に目的語がきますよね。

つまり"I like"の段階では、

「私、好きなの」「...何が??」

ってなりますよね。

 

日本語であれば

「私、リンゴが」

まできたら、

好きなのか嫌いなのか

それに続く述語が想像できる。

その点で大きく英語異なっているのだ、

と私は感じます。

 

そんなの当たり前じゃんとなる方も当然いらっしゃるかと思います。

大体の文法をさらえた方などは特に。

 

そう、私は先ほど文法問題はできると申し上げました。

(言っていないかもしれない。できるのです。)

ではなぜ聞き取って瞬時に英語を理解できないのか。

音は聞き取れているわけですから、

単語は拾っているのです。

問題は、先ほどいみじくも申し上げたように、語順。

 

読解や文法はパッと文章の全貌が目に入ります。

だからすぐに読めます。

そもそも読解などは文脈で何を言うか予想できることも多いです。

だから理解しやすいのです。

 

しかし会話は違います。

予想の地平*1にない言葉がポンポンと平気で飛び交います。

それに加えて語順は日本語と全く違う。

だからこそ理解に時間がかかる。

 

ここまでグダグダ言い訳しましたが、

会話は反射神経を要するものです。

(個人的な感覚ですが)

テンポが重要です。

テンポをずらせば相手から変な顔をされます。

つまり私は毎日いろんな人から変な顔をされながら

カナダで生活をし、授業を受けています。

泣きそうです、毎日。

 

でも反射神経なら、慣れでカバーできるはずなのです。

慣れればテンポも語順もどうってことないはず。

頑張るぞ。

 

総括のようなもの

そう、これは私の決意表明のために書いた記事。

お付き合いいただきありがとうございました。

(今日はなんか長い気がするので、英語表現コーナーはなしで。)

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:これは高校生の時の国語の教科書に載っていた論説文からお借りしています『身銭を切るコミュニケーション』だったかな